新中国成立70周年

実務者協議後の朝米の発言に大きな食い違い 中国側「双方の歩み寄りを望む」

人民網日本語版 2019年10月09日16:09
実務者協議後の朝米の発言に大きな食い違い 中国側「双方の歩み寄りを望む」

実務者協議後の朝米の発言に食い違いがあったことについて、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は8日の定例記者会見で「中国側は朝米双方が辛抱強くあり続け、歩み寄り、対話と協議を通じて各自の懸念を解消する方法を探る方針を堅持することを希望する」と述べた。

【記者】朝米は5日にストックホルムで実務者協議を行った。協議後、朝鮮側は「協議は朝鮮側の期待に達せず、すでに決裂した」と述べた。米国務省報道官は「米側は朝鮮側と良い話し合いを行った。また、2週間後の再協議を提案した」と述べた。中国側として、これについてコメントは。

【耿報道官】中国側は一貫して朝米実務者協議を注視しており、朝米双方の発言に留意している。朝鮮半島の非核化と恒久的平和の実現は大勢であり、国際社会の一致した期待及び共通認識でもある。

過去数十年間の朝鮮半島情勢の起伏と曲折は、対話と協議こそが根本的な解決法であることを我々に告げている。中国側は朝米双方が辛抱強くあり続け、歩み寄り、対話と協議を通じて各自の懸念を解消する方法を探る方針を堅持し、朝鮮半島の非核化と政治的解決のプロセスが正しい軌道に沿って引き続き進んでいく後押しをすることを希望する。中国側も引き続きこのために建設的役割を果したい。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年10月9日

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