O2Oプラットフォーム「美団点評」と求人サイト「智聯招聘(Zhaopin.com)」、21世紀経済研究院がこのほど共同で発表した「2019年生活サービス業新職業人群報告」によると、デジタル経済時代の登場によって、心理カウンセラー・eスポーツ顧問・整形外科医・猫訓練士・STEM創客(アイデアを現実に変える人)指導士・オンラインレストランインテリアデザイナー・漢服デザイナーといった複数の「目新しくユニーク」な職業が誕生した。揚子晩報が伝えた。
新職業従事者は、「三高(高学歴・高収入・高技能)」に属する人々だ。短大卒以上の学歴の持ち主が約7割、月収1万元(1元は約15.7円)以上が約4分の一、職業トレーニング受講経験者が71%を、それぞれ占めている。彼らは、自由・自信・自発性・スペシャリスト志向主義の持ち主といえる。
報告によると、新職業従事者のうち、「80後(1980年代生まれ)」と「90後(1990年代生まれ)」が全体の90%以上を占めている。このうち「90後」が約5割、「95後(1995年から2000年生まれ)」が22%を上回る。新職業は、時間に拘束されず、収入は高く、融通性が高いといった理由から、数多くの高学歴人材を惹きつけている。新職業従事者の3割は、大学学部卒以上の学歴を持っており、この割合は、前年同期比2.11ポイント上昇している。高学歴人材の間で人気が高い新職業トップ3は、心理カウンセラー・整形外科医・STEM創客指導士となっている。
「制限を受けない」新職業は、報酬レベルにおいても、大学新卒生の期待に叶っている。「報告」の調査研究データによると、新職業従事者の55%は月収5千元以上、このうち月収1万元以上は24.6%、月収2万5千元以上の「高給人材」も5.64%を占めた。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年7月17日