マイホームをキャッシュで購入するというのは決して珍しいことではないが、山東省済南市で今月29日、ある男性は20万枚以上の硬貨でマイホームの頭金を支払った。同日、経十西路と斎州路の交差点にあるマンション販売所に、1元(1元は約15.79円)硬貨と5角硬貨が詰まった大きなボトルを持った男性が、マイホームの頭金を支払いにやって来た。この男性は露天商で、客から受け取った硬貨を何年もかけて貯めているうちに、10万枚以上になったという。マンション販売員はそれら硬貨を全て出して、紙袋に入れて重さを測った。1袋に入った硬貨は平均約2000枚で、重さにして約12キロだった。一番たくさん硬貨が入っていたボトルの重さは75キロだった。15万元分の硬貨を数えるのに、スタッフ10人がかりで4時間以上かかったという。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年5月31日