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日本九州・鹿児島県の屋久島はこのほど記録的な豪雨に襲われた。気象庁は50年ぶりの記録的な大雨としており、少なくとも314人の登山客が孤立する事態となった。救助隊員が19日に下山に協力し、同日夜まで全員を救出し、この救助活動には海上保安庁と陸上自衛隊も参加した。気象庁によると、九州南部では暖かく湿った空気が持続的に東の海域に入り、屋久島では18日に1時間あたりの降水量が一時120ミリに達し、12時間で420ミリを記録した。これは昨年5月1ヶ月分の降水量に相当した。木が倒れ道が塞がれたため、登山客を乗せた十数台の車が通行できなくなってしまい、一部の人は車内もしくは屋外で夜を越し、徒歩で下山した人もいた。気象状況が深刻だったため、その救助活動は19日になってから展開された。救助された複数の登山客が体調不良を訴え、病院に搬送されることになったが、いずれも大事には至らなかったとしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年5月21日