中国商務部(省)が18日に明らかにしたところによると、今年第1四半期に全国で新たに設立された外資系企業は9616社に上り、実行ベース外資導入額は2422億8千万元(1元は約16.7円)で前年同期比6.5%増加し、外資導入の安定した増加傾向が続いた。新華社が伝えた。
同部の高峰報道官は同日の定例記者会見で次のように説明した。
ハイテク製造業とハイテクサービス業が大幅に成長した。製造業の実行ベース外資導入額は753億6千万元で同12.3%増加し、サービス業は1629億1千万元で同3.1%増加した。
ハイテク産業の実行ベース外資導入額は同50.6%増加し、外資導入額に占める割合が27.5%に達した。ハイテク製造業は259億7千万元で同14.8%増加した。このうち電子・通信機器製造業の外資導入額は同46.9%増、コンピューター・オフィス機器製造業は42.6%増だった。ハイテクサービス産業は406億7千万元で同88%増加し、うち情報サービス業は85%増加、研究開発・設計サービス業は52.9%増加、科学技術成果移転サービス業は85.2%増だった。
中部地域と自由貿易試験区の外資導入の増加傾向が続いた。中部の実行ベース外資導入額は同5%増の179億3千万元で、自由貿易試験区は10.5%増加して全体に占める割合が10.3%に達した。
主な投資の供給源からの投資が急速な伸びを維持し、韓国から中国への投資が79.6%増加したほか、日本は6.4%、米国は71.3%、ドイツは86.1%、英国は12.4%、オランダは74.2%とそれぞれ増加した。欧州連合(EU)からの投資は同34.6%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年4月22日