近海の基地での補給から遠洋での随伴補給へ。中国海軍創設から70年、遠洋後方支援・補給は補給艦による随伴補給をメイン、国外での寄港補給をサブとするモデルから、海外基地での補給をメイン、国外の他の港や総合補給艦による補給をサブとする新たなモデルへと徐々に転換しており、海上補給のカバー範囲は艦艇の航跡が遠洋へと向かうに従い延伸し続ける。新華社が伝えた。
中国海軍の海上補給システムの発展はモデルの変化にとどまらず、細部の変化がさらに多くある。例えば、新しいタイプの野菜鮮度保持技術の応用によって、海軍の遠洋航行食品と野菜の保存期間は10日間や2週間程度から45日以上に延び、鮮度が増した。
海軍海上補給部隊が発展し続けるに従い、大型補給艦の数は当初の一桁から二桁へと拡大し、補給艦のトン数も数千トンから数万トンへと巨大化し、補給能力の高まりに伴い、遠洋補給の手段も増えた。
関係する国際組織、国、軍、大型物流企業との協議を通じて二国間または多国間の補給協力協約を締結。海軍は国際的に通用するルールと国際的慣例に合致する軍事物資協約補給制度を構築し、国内と海外の主要港間の物資の生産・備蓄・供給及び商業物流配送など情報の相互連結を実現した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月19日