四川師範大学公式微博(ウェイボー)に4月2日午後7時、「消火活動で犠牲となった英雄に捧ぐ」と題する動画が投稿された。この動画は、同校音楽学院の学生が、四川省凉山イ族自治州で発生した森林火災の消火活動中に犠牲となった消防士ら30人を追悼するため、教師がピアノ伴奏し、「假如愛有天意」を合唱している様子を撮影している。合唱を終えた後、学生らは約10秒間、黙とうを捧げた。
今回の動画撮影・編集を担当したのは、四川師範大学文学院2年生の凌雨舟さん。音楽学院に在籍する涼山出身の同級生数人と授業で合唱の練習をしている時に、凉山の森林火災で犠牲となった消防士らを追悼するため合唱しようと決めたのだという。凌さんは、「今回の合唱は、学生が自発的に行ったもので、合唱で犠牲者の冥福を祈りたいという純粋な気持ちから実現した」と話している。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月4日