「流浪地球」 |
第9回北京国際映画祭が今月13日に開幕するのを前に、組織委員会は3日にコンペティション部門「天壇賞」の審査員とノミネート作品を発表した。審査委員長は、米映画監督のロブ・ミンコフ氏が務め、審査員には中国の女優・劉嘉玲(カリーナ・ラウ)などが選出された。新華網が報じた。
「天壇賞」には、20ヶ国・地域から15作品がノミネートされた。外国映画が12作品、中国映画が3作品となっている。ノミネートした中国映画は、郭帆(グオ・ファン)監督の「流浪地球(The Wandering Earth)」」、陳建斌(チェン・ジェンビン)監督の「第十一回」、中国とカザフスタンの合作映画「音楽家」となっている。
今回の「天壇賞」は、2018年1月1日以降に公開された映画を世界から募集し、85の国と地域から775作品がエントリーした。前回の659作品から116作品増加し、エントリーした国と地域の数も、前回の71ヶ国・地域に比べ、よりその範囲を拡大させている。
「天壇賞」のノミネート15作品
「A Fortunate Man」(デンマーク)
監督:ビレ・アウグスト
「半世界」(日本)
監督:阪本順治
「ベン・イズ・バック(Ben is Back)」(米国)
監督:ピーター ヘッジズ
「Fear」(インド)
監督:Jayaraj
「Happier Times, Grump」(フィンランド)
監督:Tiina Lymi
「Here」(イラン)
監督:Hadi Mohaghegh
「SUNSET」(ハンガリー/フランス)
監督:ラースロー・ネメシュ
「TEHRAN:CITY OF LOVE」(英国/イラン/フィンランド)
監督;Hossein Jaber Ansari
「音楽家」(中国/カザフスタン)
監督:西爾扎提•牙合甫
「第十一回」(中国)
監督:陳建斌
「THE KEEPER」(ドイツ/英国)
監督:Marcus H. Rosenmüller
「the unorth odox」(イスラエル)
監督:Eliran Malka
「Tha WAITER」(ギリシャ)
監督:Chris Lickley
「流浪地球」(中国)
監督:郭帆
「Le Poirier Sauvage」(トルコ/フランス/ドイツ/ブルガリア/マケドニア/ボスニア・ヘルツェゴビナ/スウェーデン)
監督:Nuri Bilge Ceylan
(編集KN)
「人民網日本語版」2019年4月5日