中国鉄道総公司はこのほど、全国の鉄道利用者数が2月23日に延べ1316万9千人に達し、前年同期比延べ368.2万人(38.8%)増加、春節(旧正月、今年は2月5日)前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制である「春運」の1日あたりの鉄道利用者数における最高記録を更新したことを明らかにした。新華網が伝えた。
2月24日、全国の鉄道利用者数は、前年同期比39.7%増の延べ1220万人に達すると予想され、鉄道利用者数は高レベルで推移している。
春運の鉄道利用者数は、高レベルを維持しており、各地の鉄道部門は有効な措置を講じ、駅・列車サービスの強化に努め、春運の「最後の1キロ」をスムーズに流し、乗客の乗車体験をより優れたものにするよう尽力している。各鉄路局では、以下のような独自のサービスに努めている。
〇瀋陽局集団公司
一部列車に「無線通話装置」を配備し、歩行などが困難な乗客から「呼び出しを受ければすぐ対応」できるスムーズなサービスを提供。
〇北京局集団公司
規模の大きな各駅で、VIP乗客に対し、電話や微博(ウェイボー)による予約サービスを提供。より便利でスピーディな出改札レーンを配備。
〇鄭州局集団公司
各駅で、大量の乗客を対象とした輸送サービスソリューションを提供。乗客に最大限の便宜を図るため、乗車券販売システムを合理化し、出改札レーンを増設、実名認証担当係員を増員。
〇太原局集団公司
太原南駅で「鉄公機(鉄道・道路・空港)」緊急対応メカニズムを構築し、都市公共交通部門と協力して、乗客の安全とスムーズな混雑回避を確保すると同時に、積極的に様々な可能性の発掘に努め、増発列車の編成に着手し、週末ピーク時専用列車を増発するなどの措置を講じ、計約1万3千本の輸送力増加を実現させた。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年2月25日