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上海交通大の新材料、人類初の月の裏側の着陸をサポート

人民網日本語版 2019年01月04日14:18

月探査機「嫦娥4号」が北京時間3日午前10時26分に月の裏側の予定エリアに着陸し、通信中継衛星「鵲橋」を通じ世界で初めて近距離撮影した月の裏側の画像を送信してきた。人類の探査機が月の裏側に初めて上陸した。上海交通大学が開発した炭化ケイ素(SiC)粒子強化アルミ複合材料が今回の任務を力強く支えている。

上海交通大学材料科学・工程学院複合材料研究所、金属複合材料国家重点実験室の張荻教授、欧陽求保教授が率いるチームは、高性能SiC強化アルミ複合材料を開発した。これはレーザー測距、3次元イメージング、赤外線分光計など4つの重要ペイロードの鏡胴、光学底板、フレームなど12種の重要部品に応用されている。

衛星搭載光学機器はその任務上の需要により、高い分解能と安定的な光学性能を持たなければならない。上海交通大学が開発したSiC粒子強化アルミ複合材料は軽量で剛性及び寸法安定性が高いといった特徴を持つ。ペイロード構造の軽量化、変形せず、寸法安定の需要を満たし、衛星搭載光学機器の高分解能・高安定性の難題を解消した。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年1月4日

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