4日目:一流の基準、プロフェッショナルなサービス
マクマホンCEOは暇を見つけては、他の展示ホールにも積極的に足を運んでいた。
「私は欧洲のドイツやフランス、東南アジア、中東諸国など各国の展示会にも参加している。しかし、中国の展示会は参加者の数が圧倒的に多い。それでも秩序がある。中国国際輸入博覧会の組織運営はとてもプロフェッショナルで、世界一流レベル。また、各種インフラや関連施設も膨大な参加者の各種ニーズをちゃんと満たしている。助けが必要な時は、すぐにボランティアの人を見つけることができる。本当に素晴らしい」とマクマホンCEO。
昼食をとるマクマホンCEO。中国国際輸入博覧会では各種関連施設が完備され、飲食サービスなども非常に便利だったという (撮影:人民網記者・翁奇羽)。
5日目:開放を拡大する中国、消費の高度化が商機もたらす
中国国際輸入博覧会5日目となった11月9日には、さらに多くの来場者が見学に訪れた。面と向かって中国の消費者の意見を聞きたいというマクマホンCEOは、ミルクを手に、来場者を歓迎し、試飲するように声をかけ、意見に耳を傾けていた。
「上海はとても国際的な大都市。この都市の消費者は経験が豊富で、知識も広い。そのため、たくさんの有益な意見を提供してくれる」とマクマホンCEO。
来場者に自社商品を紹介するマクマホンCEO(撮影:人民網記者・翁奇羽)。
20年前にも中国を訪問したことがあるマクマホンCEOは、中国の近年の大きな変化を自分の目で見ており、「中国は開放を拡大しており、世界を変えているだけでなく、その益は中国自身にも及んでいる」と話す。
そして、「私は中国が自転車王国から自動車王国へと変わるのを目にしてきた。私は華為(ファーウェイ)のスマホ、スマートウォッチ、聯想(レノボ)のパソコンを使っている。中国の電子製品をたくさん使うようになっている。それら製品は信頼性が高い。ビジネスマンとしても、消費者としても、今後も購入する中国の製品は増えていくだろう」とした。
6日目:中国国際輸入博覧会、また来年!
最終日を迎え、マクマホンCEOも荷物を整理し、次の出張先へと移動する準備を始めていた。そして、「とても素晴らしい6日間だった。ここで、たくさんの提携パートナーと会うことができ、世界に、当社の商品のイメージと品質をPRすることができた。たくさんの新しい友人ができたし、他の国で出会った以前からの友人とも会うことができた。そして、相互理解を深めることができた。今後のビジネスの見通しもとても明るくなり、とても素晴らしい!」とその手ごたえを語り、「英国政府は、中国との貿易関係発展を非常に重視している。英国で輸出が最も多い企業の一つである当社は来年も必ずこの博覧会に参加する。そして、来年はブースの面積をもっと大きくし、英国や世界各国の友人を招いて、一緒に出展したい。今年は素晴らしいスタートを切っただけであり、今後の見通しは非常に明るいことを全ての人に知ってもらいたい。また来年会いましょう!」と締めくくった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年11月14日
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