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第5回中国無形文化遺産博覧会が9月に山東省で開催

人民網日本語版 2018年08月25日15:25

第5回中国無形文化遺産博覧会が山東省済南市で9月中旬に開幕する。メイン会場には、これまでは省ごとに分けたエリアが設置されていたものの、今回の博覧会では伝統工芸の種類ごとに分けて設置される。内訳は、織・繍・印染、陶冶・焼造、編み物、製茶・醸造、印刷・刻絵、家具・文具、漢方加工、彫刻・塑造の8テーマだ。各エリアにもコーナーが設置され、来場者が自分の好みに合わせて見学できるようになっており、顧客体験が向上している。人民日報海外版が報じた。

博覧会のメイン会場にはエキジビション、展覧、コンテスト、体験、フォーラムの5エリアが設置されている。来場者は、伝統演技系の無形文化遺産の実演を見ることができるほか、無形文化遺産保護の成果、伝統工芸の切り絵細工コンテスト、刺繍コンテストなどを見ることもできる。体験エリアでは、伝統工芸の製作を体験することもできる。会場では、「伝統工芸の振興とターゲットをしぼった貧困支援」、「伝統演技芸術の伝承と発展」などをテーマにしたフォーラムも開催され、参加者代表が無形文化遺産の保護などをめぐって意見を交換する。

今回の博覧会では、インターネットとオーディオビデオ技術が駆使され、オンラインとオフラインで同時開催される。公式サイトでは、無形文化遺産製品、伝統工芸製作の流れ、無形文化遺産伝承人の物語などがライブストリーミング配信される。その他、組織委は、ECプラットフォームとバラエティに富む協力を展開し、同博覧会の影響力拡大を図りたい考えだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年8月25日

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