被災した在日中国人らを激励するために岡山県を訪問する在大阪中国総領事館の李天然領事(右から4番目)ら(画像は在大阪中国総領事館より提供)。
在大阪中国総領事館の李天然総領事は22日、同領事館の職員らと豪雨の被害が最も大きかった岡山県倉敷市真備町を訪問。住宅が冠水被害に遭った中国人被災者5世帯に、見舞金と救援物資を贈った。新華網が報じた。
李総領事は、在日本大使館の程永華大使の中国人被災者に対する気遣いと見舞いの言葉のほか、在大阪中国総領事館は直ちに緊急時対応措置を講じており、職員が24時間交代で在日中国人への対応に当たっていることを伝えた。
李総領事は、日本は自然災害が多く、中国人は防災意識を高め、団結して助け合い、緊密に連絡を取り合わなければならないと強調した。被災地各地は現在、救援・復旧活動が強化されており、在日中国人が自治体と緊密に連絡を取ると同時に、中華民族の精神・品格を発揚し、仲間同士で助け合って、共に困難を乗り切らなければならない状況にある。また、近いうちに在大阪中国総領事館は、自然災害への対応などのテーマをめぐる交流会を開催し、西日本の華人・華僑界が中国人被災者に義援金や救援物資を送り、被災地の復旧をバックアップする。
同領事館は11日から、被災した在日中国人、中国人留学生を見舞うために、職員らを岡山県や広島県などに順次派遣している。それらの中国人は、同領事館が災害発生後直ちに関心を示し、助けの手を差し伸べたことに感謝の意を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月25日
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