北京で最近、豪雨が降り、西二旗や回龍観などの地域では深刻な冠水被害が出た。豪雨に見舞われたことで、オンラインショップ・京東では、雨具の販売が急増しているほか、ワインや釣り具などもなぜか人気の検索ワードとなっている。中国放送網が報じた。
豪雨でなぜかワインや釣り具が人気検索ワードに
豪雨により、京東では長靴の販売量が激増し、前月比13倍に達している。また、雨が降り続き、多くの北京市民は、洗濯物が乾かないことに頭を悩ませている。そのため、京東では、北京での乾燥機の販売量も前月比236%増に達している。
また、豪雨に見舞われると、買い物に出かけるのも不便なため、16日に雨の天気となってから、多くの市民が京東で食料品や日用品を購入しており、うち人気トップ5は野菜、果物、スナック菓子、肉、乳製品だ。
それらの生活必需品のほか、ワインや釣り具なども京東で人気検索ワードとなっているのは注目に値する。多くの人が高品質の生活を追求するようになっている現代社会において、北京市民も雨の日にはワインを飲んだり、釣りをしたりしてゆったり過ごしているようだ。
各地の暑さ対策に特徴 南京の女性は高級アイスクリームがお好み
夏の暑さ対策といえば、アイスクリームが必需品だ。生活サービスプラットフォーム・京東到家では6月のアイスクリームの販売量が前月比40%以上増となった。地域別で、販売量が最も多かったのは上海、東莞、仏山、南京、南寧だった。うち、アイスクリームを買う時に、その品質に一番注目しているのは南京の女性で、やや値段が高めのブランドのアイスクリームを好んでいる。南京のアイスクリームの販売量は58%増であるものの、その販売額は105%増だった。
暑さ対策と言えば、南京、重慶、武漢、長沙などのような、「猛暑都市」の「経験値」が最も高い。それらの都市では、暑さ対策に用いられる薬品や制汗スプレー替わりにできる「花露水」などの夏季商品の消費が際立っている。重慶では、暑気あたり、暑さ負け防止に効く漢方薬・■香正気液(■はくさかんむりに霍)の6月の販売量が前月比61.44%増になり、長沙では、口内清涼剤・仁丹(じんたん)の販売量が同比119%増、武漢では仁丹の5月の販売量が同比5倍以上となった。昨年、「四大猛暑都市」となった重慶、福州、杭州、南昌も同分野で決して引けを取っておらず、杭州の仁丹の販売量も前月比5.5倍、福州の花露水の販売量は同比7.7倍となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月23日
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