九寨溝の景観スポットの一部が震災後、初開放へ 四川省

九寨溝の震災後の保護・回復プロジェクトの施工ロードマッププロジェクトが次々と始動している。四川省アバ・チベット族チャン族自治州は九寨溝の見学時間とルートの調整を行った。震災により10ヶ月間閉鎖されていた「五花海」や「珍珠灘瀑布」などの景観スポットがこのほど再び開放された。

「五花海」は九寨溝の象徴的な景観スポットの一つで、震災後は10ヶ月間閉鎖されていた。このほど再び開放され、第1陣となる観光客を迎えた。九寨溝の震災後の保護・回復プロジェクトが次々と着手されており、「則渣洼溝」の長海区間が施工のため閉鎖された。プロジェクトの施工と観光客の見学が支障をきたさないようにするのと同時に、見学の安全と快適度を最大限に確保し、プロジェクトの施工の進捗を守るため、九寨溝は今月10日より見学ルートの調整を行っている。調整後の開放エリアには、「扎如寺」や「双竜海瀑布」、「樹正群海」、「諾日郎瀑布」、「静海」、「珍珠灘」、「珍珠灘瀑布」、「五花海」などが含まれる。

なかでも「珍珠灘」と「珍珠灘瀑布」、「五花海」は震災後初めての開放となった。観光客の入場時間は従来の8−11時から7−10時に調整し、見学の時間と震災後の保護・回復プロジェクトの施工の有効時間を確保。九寨溝は旅行会社からのツアー客を受け入れ、個人客を受け入れないとしており、その入場者数も毎日2000人に制限している。（編集YF）

「人民網日本語版」2018年6月13日