長沙に住む高校三年生・李さん(女性)は、たびたび夜更けまで勉強に励んでいる。しかも、毎日、腹6分目しか食事を摂らない。こうした生活習慣は卵巣の老化を早めるのではないかとする意見が注目の的となっている。湖南中医薬大学第二付属病院の医学博士で副主任を務める梁恵珍医師は、「行き過ぎたダイエットや精神的なストレス、生活習慣などが招く卵巣の老化現象は、ますます若年齢化の傾向にある」と警鐘を鳴らした。長沙晩報が伝えた。
梁医師は、卵巣の老化が早まることを防ぐために、以下のようなことを心がけるよう、若い女性たちに注意を促している。
(1)栄養のバランスを保つ
十分な量のタンパク質を摂取し、魚介類、豆製品、野菜・果物、牛乳を多く摂取する。
(2)夜更しを控える
女性は、夜更しが続くと、肌の色つやが失われ、神経・内分泌系機能のバランスが失われることもあり、それによってホルモン分泌のバランスも失われる恐れがある。
(3)適度のスポーツで身体を鍛える
良好な体質を維持すれば、免疫力が高まり、新陳代謝や血液循環が促され、全身の各器官やシステム機能の健康を保持することができる。
(4)楽観的な精神状態を維持する。
感情の起伏が激しい、恐れや緊張感を抱いている、ストレスが大きすぎるなどの状況が続くと、内分泌系の乱れがもたらされる。
女性は、卵巣を守るために、どのような食生活を心がければ良いのだろうか。梁医師は、「セッコク、ハス、山芋、桑の実、スッポン、カメ、イカ、川エビ、ハト、ウズラ、黒豆、クルミの実、黒ゴマなどを積極的に摂ると良い。また、卵巣の保護に良い飲み物も手作りできる。桑の実5粒、赤ナツメ4粒、黒クコ適量、ハマナシ6本を耐熱ガラス鍋で煮出す、あるいは30分間熱湯に浸せば服用できる」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月13日
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