香港旅遊発展局(香港旅発局)はこのほど、今年1月から3月までに香港を訪れた大陸部観光客は12.7%増の延べ1200万人に達したことを明らかにした。同局の葉貞徳・副総幹事は、「間もなく開通予定の港珠澳(香港・珠海・マカオ)大橋と広深港(広州―深セン―香港)高速鉄道は、香港観光業に新たなチャンスをもたらし、より多くの大陸部観光客にとって、香港旅行がより便利になるだろう」とコメントした。人民日報海外版が報じた。
葉副総幹事は、「若年層の大陸部観光客は、増加スピードが著しい観光客層といえる。彼らは、個性的な観光を求めており、観光名所を訪れて写真を撮って終わり、という旅行ではなく、香港市民の文化を深く体験することを望んでいる。このため、香港旅発局は、KPOPのトップアイドル王嘉爾(ジャクソン・ワング/GOT7)とのコラボレーションで『独嘉香港AR魔法書(香港を楽しむための拡張現実魔法の書)』を打ち出した。これは、香港の地元の若者の視点とハイテク手法を結び付け、眼がくらむような革新的な3Dアニメ、短編動画、ARインタラクティブなどを通じ、正真正銘の香港のエンタテインメントやスポーツ、グルメ、アートをめぐる新しい遊び方を数多くの若い大陸部観光客に紹介するものだ。観光客が携帯端末で魔法書を読み取ると光影の世界に足を踏み入れることになり、香港の街並みと建築物の映像が立体的に交互に表示される3Dの世界が開け、香港独自の新たな遊びを思う存分色々と堪能できる。また、ARゲームをクリアすることで、スターとさまざまなインタラクティブ活動を行うこともできる」と紹介している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月25日
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