習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は5日午後、第13期全人代第1回会議・内蒙古(内モンゴル)代表団の審議に参加した際「鋭意革新し、没頭して励み、互いに見守り助け合い、団結奮闘し、質の高い経済発展を着実に推進し、貧困脱却の難関攻略を着実に推進し、民族団結と辺境の安定化を着実に推進し、祖国北部辺境にある内蒙古(内モンゴル)自治区をより美しくする」と強調した。新華社が伝えた。
習総書記は「中国の経済はすでに高度成長段階から質の高い発展の段階へと転換した。現在、中国の経済構造には重大な変化が生じ、住民消費が高度化を加速し、イノベーションが活発期に入っている。もし思考方式が過去の古いあり方に留まるのなら、活路を得難いだけでなく、みすみす機会を逃すことになる。質の高い経済発展を推進するには、産業構造の転換と高度化の推進に重点を置き、実体経済を着実で力強く優れたものにしなければならない。優位性に立脚し、潜在力を掘り起こし、長所を伸ばし短所を補い、従来型産業が多く新興産業が少ない、ローエンド産業が多くハイエンド産業が少ない、資源型産業が多く高付加価値産業が少ない、労働集約型産業が多く資本・科学技術集約型産業が少ないという状況を変えるべく努力し、多元的に発展し、多極が支える現代産業新システムを構築し、優位性が際立ち、構造が合理的で、イノベーション主導で、地域の釣合がとれ、都市部と農村部が一体化した発展の新構造を形成する必要がある。現代エネルギー経済を整え、世界のエネルギー技術革命の新たな趨勢にしっかりとついていき、産業チェーンを延長し、エネルギー資源の総合利用効率を高める必要がある。新たな産業、原動力、成長軸の育成に力を入れ、現代装備製造業を発展させ、新素材、バイオメディカル、電子情報、省エネ・環境保護など新興産業を発展させ、現代サービス業を発展させ、軍民融合産業を発展させ、インフラの不足を補い、北方への開放の重要な橋頭堡としての役割を発揮し、資源要素の配置と生産力空間の布陣を最適化し、集中・集合・集約発展の道を歩み、競争力ある成長軸を形成する必要がある。債務リスクを効果的に防止・解消し、その弦をしっかりと張る必要がある。環境保護を強化し、山・水・林・田・湖・草を総合的に整備し、北京・天津地区の黄砂発生源への対策、『三北』防護林建設、天然林保護、耕地の再森林化、牧草地の再草原化、土壌保全など重点事業を入念に計画・実施し、フルン湖、烏梁素海(ウランスハイ)、岱海(ダイハイ)などの生態総合整備を加速し、砂漠化対策と湿地保護を強化し、大気・水・土壌汚染対策を強化し、祖国の北の辺境に緑の万里の長城を築く必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月6日
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