世界税関機構(WCO)と中国の税関総署が共同開催した第1回世界税関越境EC大会が、このほど北京で開催された。大会では「北京宣言」が発表され、政府・企業間の対話の一層の強化、新しい貿易ルールの検討・制定の共同促進が呼びかけられると同時に、2年ごとにさまざまな地域でこの大会を開催することが提起された。
大会には125ヶ国・地域の税関、政府部門、国際機関、EC企業、学術機関などの代表約2千人が参加し、グローバル越境ECの発展状況を掘り下げて検討したとともに、「世界税関機関越境EC標準枠組」の原則をさらに充実させることで基本的な共通認識に到達し、越境EC管理の8つの核心的原則を重点的に確定した。この「枠組」はグローバル越境ECの監督管理とサービスに関する初めての指導的文書だ。
大会では越境EC企業の代表が「グローバル越境EC産業行動イニシアティブ」を発表し、各方面に対して、発展に向けた共通認識を受け継ぎ、グローバル越境ECの発展をともに促進しようと呼びかけた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月12日
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