スーパーに行ってあれこれ選んでいる時間はない。通販は品質が確かかどうかわからない。新鮮な輸入食品を食べたいけれど、普通のスーパーでは手に入らない。次々オープンする新型の生鮮スーパーは、北京市民のこんな悩みを解決してくれる。「北京晨報」が伝えた。
12月29日、蘇寧易購傘下の生鮮スーパー「SU FRESH蘇鮮生」が北京にオープンする。店から半径3キロメートル以内の消費者は、携帯電話で商品を注文し、スピード配達サービスで家まで届けてもらうことができる。蘇鮮生関連部門の責任者によると、「開店後、店内には国内外の質の高い商品がふんだんに並ぶことになる」と話す。
蘇鮮生はすでに3店舗がオープンしており、江蘇省徐州市に第1号店があるほか、同南京市と安徽省■(さんずいに徐)州市にそれぞれ店がある。他のオフラインスーパーと異なり、蘇鮮生はO2O(オンラインツーオフライン)型のオンラインとオフラインが相互接続した生鮮スーパーで、消費者は店で商品を購入することも、携帯電話を利用してオンラインで商品を注文することもできる。オンライン注文から30分以内で、蘇寧の配達員が商品を家まで届けてくれる。
新技術の採用ということでは、蘇鮮生も無人レジを導入し、セルフ購入を実現させるとしている。消費者はセルフレジで直接支払いをし、プリントアウトされたレシートをもって店の出口に行き、商品を自分の目で確かめてから店を出るという流れで、レジ待ちで列に並ぶ時間が短縮される。蘇寧の無人店の顔認証決済技術も、近く導入される見込みという。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月29日
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