英ロンドンのテムズ川ほとりの「ロンドン・アイ」の近くで現地時間7日昼、陝西省観光の有名スポットで知られる「始皇帝陵兵馬俑」をモチーフにしたフラッシュモブが披露され、その斬新な演出に多くの市民や観光客が足をとめ、見ていた。新華社が伝えた。
数分間という短いパフォーマンスの中で、兵士の衣装をまとった男性パフォーマーと唐代の宮廷女性の衣装をまとった女性パフォーマーが、クラシカルな音楽に合わせて軽やかに踊り、集まった観客は歓声を上げた。パフォーマンスが終わると、観客は争うようにパフォーマーたちと記念撮影をし、パフォーマーたちは剪紙(切り絵細工)や兵馬俑の工芸品などを観客にプレゼントした。
このパフォーマンスに参加した役者は現地で募集された中国人留学生や外国人学生で、衣装は陝西省観光発展委員会から派遣された代表団体が持参した。同団体は中国国家観光局が主導するロンドン世界観光貿易会の中国宣伝イベントに参加しており、今回の機会を通じて、陝西省観光をより生き生きとしたスタイルで英国市民たちや全世界の観光業関係者に見てもらい、ブランドイメージを構築することを目指している。
陝西省観光発展委員会が発表したデータによると、今年1-9月期、陝西省を訪れた観光客の数は延べ261万200人に達し、前年同期比で13.44%増となった。
陝西省観光発展委員会の高中印主任は、「陝西省は中国観光のバロメーターといえる。多くの海外観光客は中国を理解する上でまず初めに陝西省を訪れる。観光客数や観光収入の両面で、陝西省は国内の上位ランクに入っている。そのため、我々は責任を持って中国の歴史的ストーリーを伝えていき、海外に向けてしっかりと陝西省をアピールしていきたい」と話した。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年11月13日
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