きらびやかな衣装の「美猴王(孫悟空)」が舞台で連続宙返りや如意棒を振り回す様子に人々は目をみはっていた。神話をテーマにした大型京劇「大暴れ孫悟空(大鬧天宮)」がロシアのモスクワ国家民族劇場で公演され、会場は鳴りやまぬ喝采に包まれた。
観劇に訪れたモスクワ在住のエフゲニー・シニチンさんは興奮した様子で、「中国の京劇は大変不思議。素晴らしい中国伝統劇を会場で目にすることができ、とても興奮している。京劇は中国独自の舞台アートで、重要な文化財産だ」と話した。
「2017感知中国・ロシアへの旅——吉林文化ウイーク」では「中国を感じる 吉林省の物語を話す」ことがテーマ。モスクワやサンクトペテルブルクなどの地で「大暴れ孫悟空」の公演や無形文化遺産撮影展「素晴らしい吉林省」、書籍の紹介、吉林映画の上映、中国・ロシアの詩歌朗読会など、数々のカルチャーイベントが催されている。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年10月26日
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