李克強総理は10、11両日に婁勤倹・中国共産党陝西省委員会書記と胡和平省長を伴い、楊凌と宝鶏を視察した。新華社が伝えた。
李総理は陝西自由貿易試験区楊凌区域で、「建設事業ワンストップ窓口受理」など企業や市民を利する自由貿易試験区の改革措置を評価。税務窓口では、営業税を増値税に移行する改革を実施した後の企業の税負担軽減、特に税基盤と産業チェーンの拡大につながったことについて職員が説明。李総理はより効果的な企業へのサービスを実現するよう激励した。また「行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化改革の深化は、大衆の評価に表れることが鍵となる。さらにとらわれない思考で、改革開放によって制度的な取引コストが低く、内資・外資を引きつけ、優秀な人材が留まるビジネス環境を築き、西部地域の発展加速につなげる必要がある」と述べた。
李総理は楊凌職業農民起業革新パークも視察。同パークは制度革新、土地転用推進、専門家チームとの利益共同体形成によって、農民の増収ルートを拡大しただけでなく、農産物技術の向上、スムーズな流通を実現した。李総理はこうした方法による各者のウィンウィン実現を賞賛した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年7月12日
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