米国のメーン州に160年以上も前から存在するロブスター産業は、産業のモデル転換の波の中で衰退し、供給過剰に陥った競争の中で消滅しかかっていた。ところが中国のグルメたちの人気を集め、今や完全復活を遂げている。新華社が伝えた。
ロブスター産業は需要と供給がぴたりと一致し、中米経済構造の優位性による相互補完の状況を映し出す。今ではおもちゃに衣料品、カバンに携帯電話まで、質の高い「メード・イン・チャイナ」が米国の物価水準を引き下げ、米国の家庭は相当の支出を抑えられるようになった。メーン州でロブスターを採る人からテキサスのコットンの衣料品を作る人まで、フロリダの建築業者からシアトルのボーイング製造工場で働く人々まで、中国の数万社に上る企業から億単位の消費者まで、中米双方は経済協力のメリットを十分に享受している。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年4月8日
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