ニュージーランド訪問中の李克強総理は現地時間27日午後、宿泊先のホテルでニュージーランド労働党のリトル党首と会談した。人民日報が伝えた。

李総理は「近年、中国・ニュージーランド関係は良好に発展し、各分野の実務協力は実り豊かな成果を挙げ、共同発展の助けとなり、両国民に幸福をもたらしている。中国側はニュージーランド労働党との関係を重視している。ニュージーランド朝野各界とともに、国交樹立45周年を契機に、二国間自由貿易協定の高度化交渉を積極的に推進し、経済・貿易・投資の相互開放を拡大し、より円滑なビジネス環境を提供し合い、農・畜産業、インフラ、サービス業分野の協力の潜在力を掘り起こしたい」と表明した。

リトル氏は「ニュージーランドの与野党はともに対中関係を非常に重視している。経済・貿易、観光などの分野で両国の実務協力は両国民に着実に幸福をもたらしている。労働党は自由貿易の推進、国際協力の強化のために中国が発揮している重要な役割を称賛する。各レベル、各分野の関係発展と協力深化のために引き続き積極的に努力したい」と表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年3月28日