韓国海洋水産省と中国交通運輸部上海打撈局(海難救助局)は、韓国現地時間22日20時50分より正式に沈没船の引き上げ作業を開始した。23日深夜3時、沈没船は海面まで残りわずか約3.8メートル地点の海底約18.2メートル地点まで引き上げられた。それからさらに45分後、旅客船「セウォル」号の一部が海面に浮上した。中国新聞網が伝えた。
2014年4月16日、旅客船「セウォル」号は、全羅南道珍島郡の観梅島(クヮンメド)沖海上で転覆・沈没。乗員・乗客計476人のうち、生存者172人が救出され、295人が死亡、9人が行方不明となった。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年3月23日
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