商務部(商務省)の張継文報道官は17日に行われた定例記者会見で、「今年1~10月には、実行ベース外資導入額が6663億元(約10兆7311億円)に達し、前年同期比4.2%増加した。製造業への外資の投資が活発で、特にハイエンド製造業への投資が活発だった。これは中国の産業全体のコア競争力を高める上で大いにプラスになる」と述べた。
張報道官の指摘によると、「製造業で外資導入額が多かったのは主に通信設備・コンピューター・その他の電子設備の製造業、交通輸送設備製造業、汎用設備製造業、電器・機械・器具製造業、専用設備製造業の5つの産業で、製造業の外資導入額全体の51.2%を占めた」という。
また張報道官は、「中国の対外投資協力事業は順調な発展ぶりを維持している。国内の投資家が世界の約162カ国・地域の企業7千社あまりに非金融分野の直接投資を行っており、累計投資額は9619億3千万元(約15兆4980億円)に達して、同53.3%増加した。対外投資の地域分布には引き続き集中傾向がみられ、特に米国への投資が伸びが大きく、増加率は173.9%に達した。『一帯一路』(the belt and road)関係国の請負プロジェクト事業も急速に伸びている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年11月23日
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