中国第33次南極科学観測隊を乗せた極地観測船「雪竜号」が現地時間15日午前、豪フリーマントルに到着した。これにより、雪竜号は今回の科学観測の第1航行段階の任務を完了した。新華社が伝えた。
フリーマントルはオーストラリア西部の重要な港湾都市で、各国の科学観測船が南極を行き来する際の重要な補給拠点だ。雪竜号はフリーマントル滞在中、今後の航行に向け設備、淡水、生活物資を補給する。また、中国が南極に設置した中山基地、長城基地に向け、新鮮な野菜や果物といった越冬するための物資を準備する。さらに、科学観測隊員35人がフリーマントルで乗船し、南極の科学観測作業に向かう。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月16日
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