10月31日午前10時55分、劉鳳強駅長がただ一人プラットホームに立ち、清華園駅に最後に停車した列車が出発するのを見送った。ライトで車体に映し出された駅長の表情は、やや寂しげだった。(撮影:和冠欣)
急激な冷え込みに襲われた10月31日、しかしその寒さも年老いた駅に別れを告げようと集まった人々の熱意を阻むことはなかった。初冬の柔らかな日差しが差し込む中、灰色の煉瓦で建てられた清華駅は、106年に及ぶ「現役生活」に終止符を打つ日を迎えた。同駅はこの日を境に閉鎖されて「引退生活」に入る。北京日報が伝えた。
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