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28省区市の1~9月GDP 増加率平均以上が24

人民網日本語版 2016年10月26日14:08

全国の第1~3四半期(1~9月)の国内総生産(GDP)データがこのほど明らかになった。今年7月25日現在、25省・自治区・直轄市が2016年同期のGDPデータを明らかにしている。吉林省、黒竜江省、山西省のGDP増加率はネットメディアで相次ぎ発表されているが、現地の統計局はまだ公式データを明らかにしていない。中国経済網が伝えた。

記者がまとめた統計によると、これまでにGDPデータが明らかになった28省区市のうち、北京市、上海市、黒竜江は増加率が全国平均並み、山西は平均以下で、残り24省区市は平均を上回った。現時点では重慶市が最も好調で、上半期の増加率は10.7%に達し、全国平均を4ポイント上回った。

▽第1~3四半期のGDP増加率は6.7% 国民経済は安定を保ちつつ進歩し、予想以上に好調

国家統計局がこのほど発表した今年第3四半期(7-9月)の経済データをみると、第1~3四半期のGDPは52兆9971億元(1元は約15.4円)で、前年同期比6.7%増加した。第3四半期は同6.7%増加し、第1四半期(1-3月)と第2四半期(4-6月)の水準を保った。全体としてみると、国民経済は安定を保ちつつ進歩し、安定しつつ質を向上させ、予想以上に好調な発展ぶりだった。

第一次産業の生産額は4兆666億元で同3.5%増加し、第二次産業は20兆9415億元で同6.1%増加、第三次産業は27兆9890億元で同7.6%増加だった。

同局の盛来運報道官は、「中国の構造側の構造改革の効果がはっきりと出て、予想を上回り、経済成長に対する消費の貢献度が上昇を続けていることは、需要の構造もよい方向へと発展していることを意味する」と述べた。

▽24省区市で上半期GDP増加率が全国平均を上回る 重慶は11四半期連続でトップクラス

28省区市のGDP増加率の番付をみると、重慶、貴州省、天津市、江西省、安徽省、福建省、青海省、湖北省、海南省、河南省など24省市が全国平均を上回り、うち7%を超えたところが22カ所あった。

重慶と貴州は1~9月の「成績表」が抜群で、これまでにデータが発表された省区市の中で1位と2位で、いずれも10%を上回った。重慶は10.7%で上半期比0.1ポイント上昇し、貴州は10.5%で上半期の水準を維持した。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年10月26日

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