映画「■公河行動(■はさんずいに眉、邦題:メコン大作戦)」はプロパガンダ映画の商業化に成功し、口コミと興行収入で逆襲を仕掛けた。すでに10億7000万元(1元は約15.32円)の興行収入を叩き出しており、中国大陸部の警察・刑事映画としては新記録を樹立した。北京日報が伝えた。
本作の製作総指揮、博納影業集団董事長(会長)の于冬氏は、「初めて鑑賞したあと、この作品が必ず成功すると予感した。観客が作品を認めてくれ、プロパガンダ映画の制作を続ける決意を固めた。映画で表現される国への思いは、これまでの警察・刑事映画にはなかった。今後もこのような創作方法を続けていく」と語った。
プロデューサーの黄建新氏は、本作の興行収入を当初6億元と見積もっていたが、今や10億元を突破し望外の喜びだと率直に語った。黄氏は本作が成功した理由を、次のように分析している。まず本作が国民全体の大事件に取材しており、観客は命や国に対する認識を深めることができた点、そして本作は投資を惜しまず、ハリウッド映画の水準に合わせ、撮影スタッフは優れた制作水準により、観客を喜ばせることができた点などだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年10月24日
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