広東省東莞市の塘廈鎮石鼓社区布尾村に住む黄照穏さん(83)一家は4世代が同居している。32年間にわたり、共に暮らし続けており、今では27人の大家族になっている。家族全員で食事をし、互いに助け合い、けんかはしない。黄さん一家は仲のいい大家族としてとても有名なのだという。広州日報が伝えた。
黄さん一家には以下のような家訓がある。
「黄一族の精神を忘れず、徳で人を心服させる。家族一丸となり、その絆を強固なものにするべし」
家長である黄照穏さんも分家を考えたことが無かったわけではなかったが、一旦分家してしまうと、家族同士の心がばらばらになりやすい。家族一人一人が心を合わせることで、その絆が強固なものとなると考えたのだそうだ。さらに、このように一緒に暮らすことは高齢者を養い、次の世代を育成するのに大いに役立つのだという。
また黄さん一家の特徴の一つが、男性が料理を作るというもの。料理を作るのは全て男性の仕事であり、女性は食材選びや買い物を担当し、食べたいものをリクエストできるという。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年10月12日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn