習近平国家主席は29日、ベラルーシのルカシェンコ大統領と人民大会堂で会談した。人民日報が伝えた。
両首脳は相互信頼、協力・ウィンウィンの包括的戦略パートナーシップを構築し、連携して利益共同体、運命共同体を築くことを決定した。
習主席は「中国とベラルーシは相互支持を強化し、政治的相互信頼の礎を強固にする必要がある。両国はハイレベル交流の流れを保ち、互いの核心的利益に関わる問題で揺るぎなく支持し合うべきだ。双方は各自の発展戦略の連結を実現し、共通利益の結びつきを強固にする必要がある。『一帯一路』(the belt and road)の共同建設を加速するとともに、『一帯一路』建設とユーラシア経済連合建設の有効な連結を共に推進する必要がある。経済・貿易・投資協力を強化し、二国間貿易の均衡ある発展を促進し、機械・電気製品、ハイテク分野の協力を深化し、交通、物流、エネルギー、情報技術、機械製造分野の協力の早期収穫を目指す必要がある。中国・ベラルーシ工業パークの建設を加速し、地方協力を拡大し、強みによる相互補完と協同発展を実現する必要がある。安全保障協力を強化し、安全保障上の共通利益を守る必要がある」と強調した。
ルカシェンコ大統領は「ベラルーシは中国側の『一帯一路』イニシアティブを積極的に支持する。自国の発展戦略と連結するとともに、両国の経済・貿易・投資協力を新たな水準に高め、ベラルーシ・中国工業パークの建設を『一帯一路』建設の模範的プロジェクトとしたい。金融、人、文化、法執行、安全保障、地方分野で両国の協力を強化したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月30日
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