北京市商務委員会、北京税関などの関連当局が29日、北京市の越境電子商取引(EC)産業政策発表会を共同で開催し、越境EC産業パーク6カ所に営業許可証を授与した。「京華時報」が伝えた。
許可証を取得したのは、北京天竺総合保税区、北京郵政総合サービスパーク、中科電商谷産業パーク、北京馬坊物流基地パーク、北京EMSパーク、華商クリエイティブセンターパーク。
北京市の越境ECが合理的な分布、高い運営効率、集積された要素に基づく発展局面を迎えることを目指して同市が初めて育成に乗り出した越境EC産業パークは、モデル効果を発揮するとともに、同市の越境ECの発展における各種輸送ルート資源や港湾建設システムなどの優位性を利用して、越境ECの産業チェーンシステムを構築していくものと予想される。
発表会では、ビジネス、税関、国境検査の3当局が、越境ECの税関検査の強化に向けた協力プランを共同で制定し、1回の申告で複数の検査が受けられるようにし、商品の通関効率向上を後押しすることになった。また越境ECのO2O(オンライン・ツー・オフライン)での購入体験店舗、公共情報プラットフォーム、通関補助システム、海外倉庫の建設などを支援する政策も合わせてうち出した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年9月30日
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