国防部(国防省)の楊宇軍報道官は29日午後の定例記者会見で「中国側は日本側が交渉の障害を早期に排除して、中日防衛当局海空連絡メカニズムの早期始動・運行を目指すことを望む」と表明した。
【記者】9月上旬の中日首脳会談で、両国首脳は海空連絡協議メカニズムの加速で合意したが、始動時期は明確にしなかった。海空連絡メカニズムの未解決の問題は何か。障害はあるか。
【楊報道官】中国側は中日防衛当局の海空連絡メカニズム構築を非常に重視している。実際には、中日双方は数年前にすでにこのメカニズムの主要な内容について合意した。だがその後、日本側が適用の地理範囲の問題をいわれもなく持ち出し、故意に面倒をもたらした。中国側は日本側が交渉の障害を早期に排除し、同メカニズムの早期始動・運行を目指すことを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月30日
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