▽近場の海外旅行に人気 国内は家族旅行が中心
携程の分析によると、国慶節連休の旅行には、近場の国への海外旅行が人気、国内旅行では家族旅行やシルバー旅行が中心といった特徴がみられるという。
携程のまとめたデータによれば、前年同期と比較した場合、今年も日本や韓国やタイなどの近い国・地域への海外旅行ニーズが旺盛で、海外旅行者数は全体として安定的に増加している。人気訪問先にはバンコク、プーケット、東京、ソウル、シンガポールなどが並ぶ。
携程の専門家は、「中距離と短距離の海外旅行が引き続き人気という現象は今後しばらく続くとみられる。近いこと、時間があまりかからないこと、この2つが行き先を決める要因だ」と指摘する。
国内旅行市場は家族で出かけるのが一般的だ。特に国慶節連休のすぐ後に重陽節(旧暦9月9日)が控えていることもあり、今年は60歳を超える中高年旅行者の伸びが大きく、全体の13.5%を占めるという。
家族旅行となれば子どもの存在は欠かせない。開園から3カ月経った上海ディズニーランドは、再び人気が沸騰して長蛇の列になることが予想される。また広州の長隆観光エリアや珠海長隆海洋王国など以前からある子どもに人気の観光スポットも、さらに人気が高まることが予想される。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年9月24日
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