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「従業員同士の恋愛を禁ずる」―江蘇省淮安市で働く一人の女性がこのほど、職場の「恋愛禁止令」に背いたとして解雇された問題が広く論議の的となった。また、社会人になったばかりの90後(1990年代生まれ)の汪さんは、出勤初日に上司から、「この職場ではオフィスラブは禁止」と申し渡され、面食らってしまった。従業員同士の恋愛・結婚を禁止することは、一部の企業では昔からの慣例となっている。金陵晩報が伝えた。
かつての調査結果によると、企業の約45%が社員同士の恋愛を禁止していた。また、「禁止であると明文化はしていないが、決して奨励していない」とした企業が14%を占めた。
だが、ホワイトカラーが依然オフィスラブを禁じられている一方で、ブルーカラーに関しては、オフィスラブをめぐる状況が一変している。複数のサービス関連企業やメーカーでは、「従業員カップル」は非常に歓迎されている。ある飲食店の店主は、「従業員を募集する際、夫婦の応募者を優先している。というのも、夫婦は就労状態がとても安定しているからだ」と話した。
オフィスラブ禁止令を敷いている企業のうち、一部の企業は違反した社員を解雇している。また、当事者2人の関係が曖昧なものであれば、人事異動などの方法で適宜調整を行う企業もある。
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