マッキンゼー・グローバル・インスティチュートがこのほど、世界95ヶ国の女性の地位と男女平等を含む、経済的チャンスに関する研究報告を発表した。(瞭望東方周刊掲載 執筆担当:Jonathan Woetzel)
同研究報告における中国に関する記載部分の概要は次の通り。
中国女性のGDPに対する寄与率は41%に達しており、この割合は、北米(40%)や西欧(38%)を上回り、全世界の国・地域の中でトップだが、同時に中国女性が無報酬で引き受ける仕事量は男性の2.5倍に上り、このうち日常の家事が60%以上を占めた。
マッキンゼー・グローバル・インスティチュートー・全世界研究院がシュミレーションした最も理想的な地区再配置の状況(すなわち、全ての国が最速で向上するという最も望ましい状況)において、職場における男女差別が全面撤廃され、女性の能動性が存分に発揮されるならば、中国のGDP総額は2025年までに、2兆5千億ドルから4兆2千億ドル(正常な経済運営のもとで全体の12%から20%)増加する可能性があるという。
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