「オンラインレンタサイクル」に問題点について、北京工業大学都市交通学院の陳艶艶副院長は、「これは、環境に優しい『エコ外出』のための非常に良い試みといえよう。公共レンタサイクルと比べ、このレンタル方式はとても柔軟性に富んでおり、公共レンタサイクルの欠点を補うことができる。だが、市民に便利に利用してもらうためには、ある程度の規模を形成し、規範化された運営方式を構築する必要がある」との見方を示した。
また、陳副院長は「もし、自転車の台数が非常に少ないならば、市民は良いタイミングで利用することができず、リピーターになることはないだろう。次に、規範化された運営方式がないと、自転車が勝手気ままに放置されることになり、市の交通システム全体に悪影響が及ぶ。最も理想的な状態は、公共レンタサイクルと共同発展し、市民が自転車で外出する際の利便性がいっそう高まることだ」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月29日
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