南海問題をテーマのイラストに11万人が「いいね!」
于さんのイラストがネット上で話題になったのはこれが初めてではなく、約1カ月前、「南海巨龍」と題するイラストにも、ネットユーザー11万人以上から「いいね!」が寄せられ、14万回以上転送された。
同イラストについて、于さんは、「南海問題が起きた時、海外メディアが南中国海について歪曲した報道をしているのを目にした。また、海外の漫画家が漫画を通して、ネット上で大々的に悪影響を及ぼす情報を伝えた。中国人のイラストレーターとして、イラストを通して反撃したいと思った。それで、イラストを制作して、南中国海のいわゆる『仲裁』に対する自分の態度を示すことにした。ペンを通して、一向に進展のない紙面上の争いに一役買いたいと思った」と説明した。
このイラストも微博(ウェイボー)に投稿されると、ネットユーザーの間で好評を博した。于さんは、「これが人気になったということは、みんなこの種の方法での表現が好きだということ。南海問題をめぐるイラストに対する反響を見て、ネットユーザーの心の声を表現できるような作品を作りたいと思うようになった。そのような大衆的な作品を作りたい。その思いがあって、今回のリオ五輪のイラストが生まれた」と説明した。
于さんは今後も絵を描き続けるといい、「私もネットユーザーも好きな絵を描きたい」と話した。また、自分の作品を出版する計画はないとし、「ネットユーザーと交流できるだけで、とてもうれしい」と語った。 (編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月29日
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