発表を行う中日の大学生
この合宿に参加した大学生たちによると、両国の国民性の違いはオリンピックの試合だけでなく、普段の生活の中にもしっかりと存在しているという。彼らはこの合宿期間中、中国人学生は個性がとても強く、自分の意見をはっきり言っていたが、それに対して日本人学生は集団の雰囲気を大切にし、他人の考えをかなり気にかけていたことに気づいた。これに対して中日両国の大学生が分析したところ、教育環境の違いがこのような異なる考え方を生む大きな原因であるという結論に至った。日本では、幼い頃から先生に現状に合わせていくように教え込まれ、さらに個性の強い学生は批判されるので、日本の学生は集団の中で他人と同じように振る舞い続けるようになる。一方中国では、先生は優れた学生を表彰し、学生に自分を主張していくことを奨励するので、中国の学生は個性がとても強くなり、自分の意見をはっきり言うのが得意になる。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn