28日に出版されたネイチャー誌の増刊号「Nature Index 2016 Rising Stars(ネイチャーインデックス2016ライジングスターズ)」ランキングによると、科学研究の産出量で世界トップ100の科学研究機関のうち、40社が中国の研究機関だった。そのうち2012年以来の科学研究産出量の伸び率が50%を超えるのは24社に上る。科技日報が伝えた。
米国は世界高品質科学研究論文の貢献で世界一と知られるが、このランキングでは中国に次ぐ第2位だった。100の科学研究機関のうち、11社が入ったという。また、英国とドイツにはそれぞれ9社と8社が選ばれた。
「ネイチャーインデックス2016ライジングスターズ」ランキングのトップ9は全て中国の科学研究機関で、中国科学院が1位。そのほかには北京大学、南京大学、中国科学技術大学、南開大学、浙江大学、復旦大学、清華大学と蘇州大学が続いた。
ネイチャーインデックスの創設者であるDavid Swinbanks氏は、「中国の高品質科学研究産出が急増しており、現在の成長は非常に安定的だ」と述べた。
また、ネイチャーインデックスの報告書によると、中国は過去4年間で、ネイチャーインデックスの科学研究産出量の伸び率が最も高い国となっている。全体的に見ても、ネイチャーインデックスが追跡する物理、化学、生命科学、地球・環境科学という4分野でも、このような傾向が見られる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月29日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn