現地時間5日、「リムパック2016」についての記者会見が米ハワイの真珠湾で行われ、多くの参加国の指揮官が記者会見に出席した。新華網が伝えた。
米太平洋艦隊のスコット・スイフト司令官は「リムパック2016」の基本状況について紹介し、「軍事演習は世界最大の合同軍事演習であり、26ヵ国の参加は演習の多様性を高め、強力にした」と述べ、「包容さ、持続性、地域性」という今回合同軍事演習のテーマを発表した。
中国から参加している艦隊の王社強指揮官は「今回の合同演習は世界海軍の祭典となるだろう。今回の演習への参加は中国海軍と各国海軍の専門的な交流と実務協力の強化や、各参加国間における関係を更に深めることに役立つほか、中米の新しいタイプの軍事関係の健全かつ安定的で前向きな発展の促進をサポートし、中国の非伝統的安全分野での脅威に対する対処能力を高め、アジア太平洋地域の平和と安定を維持するのに役立つだろう」と述べた。
今回演習の総指揮である米第3艦隊のノラ・タイソン司令官は「中国の参加は良いことだ。中米、そしてさらに多くの参加国の間で連絡及び相互信頼を構築することは、海上航路安全と海洋安全の確保にとって極めて重要なものだ」と述べた。(編集LX)
「人民網日本語版」2016年7月8日
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