外交部(外務省)の華春瑩報道官は20日の定例記者会見で、ロシアのプーチン大統領の訪中について「両国の政治的相互信頼、戦略面の相互信頼を一層揺るぎないものにし、各分野の実務協力を後押しすることを期待する」と表明した。
華報道官によると、習近平国家主席の招待で、ロシアのプーチン大統領が6月25日に中国を公式訪問する。訪問中、習主席とプーチン大統領が会談し、両国関係および関心を共有する国際・地域問題について踏み込んで意見交換し、中露包括的・戦略的協力パートナーシップの今後の発展の方向性と重点協力分野について計画を立て、方針を打ち出す。両首脳は重要な政治文書複数に調印し、これを発表し、双方の関係当局および企業による実務協力文書の締結に立ち会う。
華報道官によると、今年は「中露善隣友好協力条約」締結15周年であり、双方は重要な記念行事を行なう。中国側はプーチン大統領の訪中が両国の政治的相互信頼、戦略面の相互信頼を一層揺るぎないものにし、各分野の実務協力を後押しし、中露の包括的・戦略的協力パートナーシップの発展にとって新たな原動力となり、世界と地域の平和・安全・安定の促進に新たな貢献を果たすことを期待する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月21日
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