今月7日午後、この「絆」をテーマとした日本語演劇大会が北京第二外国語学院で開幕した。大会では、同校の邱鳴副学長、日本の山本恭司駐中国公使、日本国際交流基金の高橋耕一郎事務局長らが挨拶し、中国国際放送局、中国中央テレビ、中日友好協会、日本国際交流基金などから十余名の来賓が出席して審査員を務めた。
今年の演劇大会では、リメイク版『レ・ミゼラブル』、『賢者の贈り物』、流行の日本ドラマ『掟上今日子の備忘録』シリーズの『試着室殺人事件』を再現したもの、西洋童話『シンデレラ』、『昔話法廷~「白雪姫」裁判』、また日本の時代背景や風土を描いた『囚われる金魚』、『時ノ糸』、ユーモアに人との繋がりの大切さを伝える『びっくりさせられた』、人間の欲望と好奇心をくすぐる深みのある『不思議な商品』、アニメ感たっぷりの癒し系作品『深夜コンビニ』の十作品が演じられた。
演劇の他にも、大会の開幕、途中、閉幕時に日本舞踊、朗読、合唱といったパフォーマンスも見られ、学生らは極めて高い日本語力と演技力を披露するとともに、手作りの衣装や道具で彼らの誠心誠意の姿勢を十分に伝えた。(編集MI)
「人民網日本語版」2016年6月15日