中国初の微小重力科学実験衛星「実践10号」は、12日間の宇宙飛行を順調に完了した。その帰還モジュールは18日午後4時30分に、内モンゴル自治区四子王旗の予定着陸エリアに正確に着陸した。帰還モジュールの着陸状態は正常、外観も良好で、捜索・回収任務が順調に完了した。これは中国が打ち上げと回収に成功した24基目の帰還型衛星で、始めて内モンゴルの草原に着陸した衛星でもある。衛星の回収任務の順調な成功は、中国の帰還型衛星の制御・回収技術を証明した。これは中国が宇宙科学研究・応用の面で、確かな一歩を踏み出したことを意味する。人民日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月19日