重慶西南病院総合実験研究センターはこのほど、グラフェンが腫瘍の早期診断に役立つことを新たに発見した。研究成果はこのほど、世界的に権威ある学術誌「分析化学」に掲載された。これは各種腫瘍の早期診断と治療に対して、重要な意義を持つ。人民日報海外版が伝えた。
研究チームのメンバーである邱暁沛氏は、「核酸分子の生物マーカーであるcmocroRNAは、有機体内で異常が発生した場合、含有量も変化する。研究チームは試験を繰り返し、血清、尿、唾液に、cmocroRNAが含まれることを発見した。集められたcmocroRNAを総合的に分析すれば、有機体にがん変異が見られるか、どの種類のがんであるかが分かる。これは各種腫瘍の早期診断と治療に対して、重要な意義を持つ」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月28日