中国科学院国家天文台が発表した情報によると、「郭守敬望遠鏡(LAMOST)」 が取得した初のスカイサーベイデータが、このほど仏ストラスブール天文データセンター(CDS)の「VizieR」データバンクに収録され、「V/146」という恒久星表番号を取得した。これらのデータは将来的に、英国、米国、日本、南アフリカ、インド、中国、カナダのシステムに伝送される。これは同望遠鏡のデータが、国際天文データバンクと完全に融合したことを意味する。北京日報が伝えた。
同望遠鏡は中国が独自に開発した、世界でスペクトル取得率が最高の、広視野多天体光ファイバー分光望遠鏡だ。中国科学院国家天文台は昨年3月19日、世界に向け同望遠鏡の初のスカイサーベイスペクトルデータ(LAMOST DR1)を発表した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月9日