中国のファンが16年間待ち望んだ日本の劇場版アニメ「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」がついに中国で封切りになり、2月18日には中国国内各地の映画館で同時公開される予定だ。海南日報が伝えた。
「NARUTO」は日本の東宝株式会社が配給するバトルアクションアニメで、今回公開されるのはこのシリーズの第11作目の劇場版作品となる。子供の頃から日本アニメに夢中だった中国のファンたちにとって「STAND BY ME ドラえもん」、「名探偵コナン 業火の向日葵」に続き、中国のスクリーンでまた日本アニメの劇場版を目にすることが可能となる。なお「NARUTO」シリーズの劇場版は中国国内の映画館において初めての公開となる。
「NARUTO」はその連載当時から、世界各地に多くのファンを抱えている。今回の劇場版はうずまきナルトとうちはサスケという一代を築き上げた忍者たちの子供たちを中心としたストーリーで、様々な経験を積み、困難を切り抜け成長していくと共に、父親たちと新たな敵である大筒木モモシキや大筒木キンシキと戦うストーリーとなっている。また今回の作品は原作者である岸本斉史が自ら製作に関わった初めての「NARUTO」シリーズの劇場版であり、漫画「NERUTO」の連載完結後、作者は全ての精力をこの劇場版の完成に傾けたという。また今回公開される「NARUTO」は日本語オリジナル音声版のノーカットバージョン、中国のファンはまさにオリジナル尽くしの「NARUTO」を思う存分味わうことができる。
劇場版「NARUTO」は2015年夏に日本で公開され、上映19日間で興行収入が20億円を突破し、「NARUTO」シリーズにおける興行収入トップを記録している。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年2月18日