しかしながら「外国人専用」というこのコンセプトには様々な意見があるのも現実。このような方法は一見すばらしいようだが、実際は中国人と日本人の新たな「隔離政策」の一種だと考える人もいる一方で、海外旅行に言葉の障害はつきもので、地理にも不案内というのは現実的な問題であり、短い時間で真の日本食文化を言葉の障害無く、集中して体験できるこの方式は非常にすばらしい選択だと考える人もいる。
セレクトジャパン株式会社観光事業部の胡延明氏は「この種の外国人専用レストランは良い点もあれば、悪い点もある。良い点としては短期間の日程で訪日する観光客に日本の食文化をまとめて提供し、また日本の食文化を自ら体験できる点だ。悪い点としてはこのような環境では観光客は日本人客と一定の距離ができてしまう。そのため、このような形式は日本に短期で旅行する観光客には非常に適していると考える」と語った。
このレストランの関係者は「外国人専用」は決して「排他的」な意味はなく、「善意」の表現であるとしている。中国観光客に対する日本文化の紹介や多言語サービスを特化し、訪日観光客にハイクラスのサービスを提供することで、たまたま訪日した中国人観光客を何度も訪日してくれるような常連客として囲い込みたいとしている。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年1月25日
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